• ホーム
  • 施設と療育
  • ご利用の流れ
  • スタッフ紹介
  • スタッフ募集
  • 記事を見る
  • 会社概要

ご予約・お問合せ
082-208-2335

記事一覧

デフォルト画像

ちょっと待ってね

こんにちは。

連日の雨で中々すっきりしない日々が続いていて、「今日も雨か…」と憂鬱になりがちですが、ひなたに来る子どもたちは今日も元気いっぱいです(^^)

 

さて、突然ですが…

「ちょっと待っててね」の「ちょっと」って、どれくらいの時間だと思いますか?

 

10分?5分?3分?

いやいや30秒よ!という人もいるかもしれません。

人によって「ちょっと」の感覚ってばらばらですよね。

また、その時の状況によっても「ちょっと」の時間は変わってきます。

 

子どもたちに「ちょっと待っててね」というと、椅子に座っていたはずなのにいつの間にかふらふら~っとどこかに行っている…なんていうことがよくあります。

こちらは「待っててね」って伝えたのに…どうして??

 

 

それは、どれくらい待てばよいのかわからないからなんです。

さきほど書いたように、人によって「ちょっと」の感覚は様々です。

また、自閉症スペクトラムの子どもたちは、目に見えないもの(時間の経過や気持ちなど)を理解することや見通しを持つことに難しさがあります。

そのため、「ちょっと待っててね」という言葉だけではどのくらい待てばよいのかわからず、不安になってしまったり、立ち上がって他の場所に行ってしまったり…ということがおこるんです。

子どもたちが落ち着いて待てるように…ひなたではこんなものを使っています!

 

 

「待ってボタン」です!

子どもたちに「黄色のボタンがいっぱいになるまで待っててね」と伝えると、このボードを持って椅子に座って待つ事ができます。

これは、「黄色いボタンがいっぱいになるまで」と、どれくらい待てばよいのか分かったからなんです。

時計が分かる子には「何分までね。」「長い針が6にいくまでね」などの声かけでもよいかもしれません。

曖昧な表現ではなく、具体的に、視覚的に伝えてあげることで、落ち着いて待つ事ができるようになります。

 

とはいえ、「ちょっと」「少し」など、うっかり使ってしまいがち…(^^;

子どもたちが安心して活動に取り組めるよう、声かけや提示の仕方を気をつけよう…

この記事を書きながら、改めて気を引き締めた筆者なのでした(^^;

ひなた観音事務局

Written by

ひなた観音事務局

児童発達支援

放課後等デイサービス

ひなた観音

〒733-0036 広島市西区
観音新町1丁目2-21-1F

TEL (082) 208-2335

FAX (082) 208-2336

開所時間は9:00~18:00となっております。